ラストディーヴァ(1990年生、母ミスナオコ)

Last Diva

1990.04.09

ラストディーヴァ(1990年4月9日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のミルフオード(当時14歳)と交配したミスナオコが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中 哲実。戦績は、中央平地12戦1勝、地方27戦1勝。主な勝ち鞍は1992年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

小野幸治厩舎(栗東)へ入厩。

2歳(1992年)

8月8日、デビュー戦は河北通騎手を鞍上に据えて、3歳新馬函館芝1000m 雨/重)に50kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬函館芝1200m 晴/良)に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手(1戦0勝)。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬函館芝1000m 曇/稍重)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手(2戦0勝)。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利函館芝1000m 晴/稍重)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手(3戦0勝)。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

10月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利京都ダート1200m 晴/稍重)に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は5戦連続で河北通騎手(4戦0勝)。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利京都芝1400m 雨/稍重)に出走。鞍上は6戦連続で河北通騎手(5戦0勝)。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利京都ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で河北通騎手(6戦0勝)。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦し、3着を確保した。

11月21日、中1週で迎えた8戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利福島芝1200m 曇/稍重)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のマイネルバルカンに1馬身3/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月12日、中2週で迎えた9戦目は、3歳500万下の樅の木賞中京芝1200m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手(1戦1勝)。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

3歳(1993年)

2月27日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、4歳500万下阪神ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は河北通騎手(7戦0勝)。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。先手を取り、少し速いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳500万下阪神ダート1200m 雨/重)に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手(8戦0勝)。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下阪神ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手(9戦0勝)。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

6月8日、中7週で迎えた13戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、C1ハ名古屋ダート1600m 曇/良)に出走。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた14戦目は、C1ハ名古屋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で吉田稔騎手(1戦0勝)。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた15戦目は、C1ニ名古屋ダート1600m 雨/不良)に出走。鞍上は3戦連続で吉田稔騎手(2戦0勝)。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月16日、約3か月半の休養明けで迎えた16戦目は、藤村龍也騎手を鞍上に迎えて、一般B1高崎ダート1500m 曇/良)に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた17戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、一般A B1高崎ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた18戦目は、菊池義昭騎手を鞍上に迎えて、一般A B高崎ダート1500m 雨/稍重)に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月20日、中4週で迎えた19戦目は、平床良博騎手を鞍上に迎えて、一般C1-4金沢ダート1400m 曇/重)に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳(1994年)

1月4日、中1週で迎えた20戦目は、一般B3-3金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手(1戦0勝)。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月10日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた21戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2金沢ダート1400m 晴/良)に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた22戦目は、山下誠騎手を鞍上に迎えて、一般B3-2金沢ダート1500m 晴/不良)に出走。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般B3-3金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は山中利夫騎手(1戦0勝)。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた24戦目は、一般B3-3金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手(2戦0勝)。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3-3金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で山中利夫騎手(3戦0勝)。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた26戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、一般B3-3金沢ダート1500m 曇/良)に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた27戦目は、一般B3-3金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は山中利夫騎手(4戦0勝)。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月18日、中1週で迎えた28戦目は、黒木豊騎手を鞍上に迎えて、一般B3-4金沢ダート1500m 曇/良)に出走。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1-2金沢ダート1400m 曇/不良)に出走。鞍上は平床良博騎手(2戦0勝)。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた30戦目は、一般B3-4金沢ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手(3戦0勝)。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた31戦目は、一般B3-3金沢ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は山中利夫騎手(5戦0勝)。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3-4金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手(6戦0勝)。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた33戦目は、一般B3-3金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は山下誠騎手(1戦0勝)。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた34戦目は、一般B3-4金沢ダート1500m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で山下誠騎手(2戦0勝)。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた35戦目は、一般B3-4金沢ダート1500m 晴/稍重)に出走。鞍上は山中利夫騎手(7戦0勝)。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた36戦目は、一般B3-4金沢ダート1500m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で山中利夫騎手(8戦0勝)。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月21日、中1週で迎えた37戦目は、一般B3-3金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は平床良博騎手(4戦0勝)。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた38戦目は、一般B3-4金沢ダート1500m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で平床良博騎手(5戦0勝)。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のパールチャレンジャに2馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

5歳(1995年)

1月3日、中1週で迎えた39戦目は、山本登志彦騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン特別金沢ダート1500m 曇/重)に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。