エトワールセブン（2009年生、母ライムライト）

エトワールセブン（2009年2月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「星（仏）＋７」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のロージズインメイ（当時9歳）と交配したライムライトが7歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は村上雅規。戦績は、中央平地7戦0勝、地方1戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

1歳のとき、村上雅規から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ジャパンフードビジネスによって420万円で落札された。

沖芳夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

11月6日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。馬体重は452kg。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた2戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。17頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず14着に終わった。

12月25日、中3週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。

3歳（2012年）

3月24日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

4月28日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

6月9日、中5週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた7戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじめ峡賞（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったエーシンデュークに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

8月4日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた8戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小牧太騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。