パラソニオ（1997年生、母Kissagram）

Parazonio

1997.03.26

パラソニオ（1997年3月26日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のCaerleon（当時17歳）と交配したKissagramが8歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の積丹特別(500万下)。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

4月2日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚を見せたが、伸びてきたダイタクセイント決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月10日、中9週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るスギノモナークを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月25日、中1週で迎えた3戦目は、四位洋文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の横津岳特別（函館芝2600m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月3日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、4歳以上500万下の積丹特別（札幌芝2600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で四位洋文騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメジロエディントンを鮮やかな末脚で半馬身差し切って2勝目を手にした。