コウマンシンゲキ（1985年生、母カグラベンチ）

Koman Shingeki

1985.03.22

コウマンシンゲキ（1985年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラシンゲキ（当時8歳）と交配したカグラベンチが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、中央平地16戦1勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳未勝利。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 16戦1勝 [1-0-2-13/16]
• 総賞金 国内: 650万円
• 生年月日: 1985年3月22日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牝
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 工藤嘉見 栗東
• 馬主: （有）弘馬
• 生産者: （有）フジワラ・ファーム
• 抹消情報: 中央抹消

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 2馬身半

ベストレース

• レース名: 3歳未勝利
• 日付/馬齢: 1987年11月28日/2歳
• コース: 京都芝1200m 右
• 着順: 3着
• オッズ/人気: 23.8倍/6番人気
• 馬番/頭数: 7番/10頭
• 天候: 曇 11.1℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/極遅
• レースラップ: 平均=11.9/ラスト=12.5
• レースペース: ミドル
• 通過順位: 1-1
• 馬体重 増減: 444kg -6
• 出走間隔: 中1週
• 騎手 斤量: 田島信行 53.0kg

血統

概要

祖母のテユーダークインは中央平地24戦3勝2着7回、中央障害5戦1勝。曾祖母のボストホマレは中央平地41戦5勝2着5回。父のサクラシンゲキは中央平地26戦9勝2着4回。

近親馬

• • 半叔父: スズカセイコー 1976/JPN/ハイセイコー
  スズカセイコー

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Fairway＝Pharos	6*6*7*7*7×5*6	10.15%
牡	Hurry On	7*7×5*6*7	7.03%
牡	Coronach	6×6	3.12%
牡	Gainsborough	7×6*6	3.9%
牡	The Tetrarch	7×6*7	3.12%
牡	Tetratema	7×6	2.34%
牡	Man o' War	7*7×7	2.34%
牡S	Nasrullah	4*5	9.37%
牡S	Nearco	5*6*6*6	7.81%
牡S	Blandford	7*7*7*7	3.12%
牡M	Son-in-Law	6*6*6	4.68%
牡M	Polymelus	7*7	1.56%
牡M	Chaucer	7*7	1.56%
牝	コロナ	5×5	6.25%
牝	Malva	7×5	3.9%
牝	Lady Josephine	7×6	2.34%
牝	Bromus	7×7	1.56%
牝	Sun Worship	7×7	1.56%
牝S	Nogara	6*6*7*7*7	5.46%
牝S	Rosy Legend	6*6	3.12%
牝S	Myrobella	6*7	2.34%
牝M	Salamandra	6*7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 ドン 1966 （ITY）		Grey Sovereign 1948 （GB）	Nasrullah	Nearco
				Mumtaz Begum
			Kong	Baytown
				Clang
		Diviana 1957 （GB）	Toulouse Lautrec	Dante
				Tokamura
父 サクラシンゲキ 1977 （JPN）			Desublea	Niccolo Dell'Arca
				Durera
		ネヴアービート 1960 （GB）	Never Say Die	Nasrullah
				Singing Grass
父の母 アンジエリカ 1970 （JPN）			Bride Elect	Big Game
				Netherton Maid
		スターハイネス 1964 （JPN）	ユアハイネス	Chamossaire
				Lady Grand
			スターロツチ	ハロウエー
				コロナ
母の父 キングスベンチ 1949 （GB）		Court Martial 1942 （GB）	Fair Trial	Fairway
				Lady Juror
			Instantaneous	Hurry On
				Picture
		King's Cross 1940 （GB）	King Salmon	Salmon-Trout
				Malva
母 カグラベンチ 1971 （JPN）			Doublure	Comedy King
				Rhona
		テユーダーペリオツド 1957 （GB）	Owen Tudor	Hyperion
				Mary Tudor
母の母 テユーダークイン 1964 （JPN）			Cornice	Epigram
				Cordon
		ボストホマレ 1958 （JPN）	ボストニアン	セフト
				神正
			テツノホマレ	大鵬
				コロナ

血統分類

• サイアーライン: グレイソヴリン系
• ファミリーナンバー: 11-c

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
1988/12/18 中京	芝1200m 良 晴	4歳以上400万下	グリーンマナード 0.8	7 / 16	6枠 11番	田島良保	53kg	41.9	13人	3-3	36.6 / 34.1	448	0
1988/11/26 京都	芝1200m 良 晴	4歳以上400万下	ミリオンアドニス 0.6	7 / 9	7枠 7番	田原成貴	53kg	13.3	4人	3-3	/ 37.0	448	+8
1988/09/25 阪神	芝1600m 重 曇	4歳以上400万下	ジュエリーボックス 2.3	14 / 14	4枠 6番	田原成貴	53kg	32.9	13人	2-7-6	/ 37.0	440	-2
1988/09/03 小倉	芝1200m 良 曇	高千穂特別 400万下	ラッキーヤマト 1.8	9 / 11	6枠 6番	田島信行	53kg	38.1	9人	1-1	38.6 / 34.1	442	+2
1988/08/20 小倉	芝1200m 不 晴	有田特別 400万下	ワンダートップガイ 2.5	15 / 15	4枠 6番	田島信行	53kg	74.6	13人	2-4	40.0 / 35.1	440	0
1988/06/05 阪神	芝1200m 良 晴	4歳400万下	クインモーニング 1.3	7 / 11	6枠 7番	吉永良人	53kg	40.5	9人	3-4	/ 34.8	440	+2
1988/05/21 阪神	芝1200m 良 曇	こでまり賞 400万下	ホリノスプリンター 2.2	15 / 16	3枠 6番	吉永良人	53kg	137.2	16人	13-12	/ 35.6	438	-8
1988/05/07 新潟	芝1400m 稍 小雨	ひめさゆり賞 400万下	ナイトスパーク 1.7	6 / 13	4枠 5番	吉永良人	53kg	27.9	10人	11-11	/ 35.9	446	-2
1988/04/23 新潟	芝1200m 稍 晴	4歳未勝利	(リアルプリンセス) -0.4	1 / 13	7枠 11番	吉永良人	53kg	18.1	5人	1-1	/ 36.4	448	+4
1988/03/27 中京	芝1200m 不 晴	4歳未勝利	タイレール 1.1	10 / 16	2枠 4番	田島信行	53kg	15.1	8人	1-1	39.2 / 34.3	444	0
1988/03/06 中京	ダ1000m 良 晴	4歳未勝利	カツトップルーラー 1.4	6 / 16	7枠 14番	田島信行	53kg	9.8	5人	2-4	40.0 / 36.8	444	0
1988/02/13 小倉	芝1200m 良 晴	4歳未勝利	ストロングフォモサ 0.5	3 / 16	6枠 12番	吉永良人	53kg	26.2	11人	2-2	37.6 / 36.0	444	0
1987/11/28 京都	芝1200m 稍 曇	3歳未勝利	ヒデノリッチ 0.2	3 / 10	7枠 7番	田島信行	53kg	23.8	6人	1-1	/ 35.8	444	-6
1987/11/14 京都	ダ1200m 良 曇	3歳未勝利	ケイアイハピネス 3.9	15 / 16	2枠 3番	田島信行	53kg	29.4	9人	5-6	/ 36.8	450	0
1987/11/01 京都	ダ1200m 稍 曇	3歳新馬	トウカイシルバー 1.7	10 / 16	5枠 10番	田島信行	53kg	17.7	7人	2-2	/ 35.6	450	-14
1987/10/17 京都	芝1200m 良 小雨	3歳新馬	アンブローシア 2.6	8 / 13	5枠 7番	田島信行	53kg	86.3	12人	2-2	/ 35.4	464

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

工藤嘉見厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

10月17日、デビュー戦は田島信行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 小雨/良）に出走。馬体重は464kg。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

11月1日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島信行騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り15着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田島信行騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着を確保した。

3歳（1988年）

2月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、吉永良人騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着を確保した。

3月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は田島信行騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

3月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

4月23日、中3週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は吉永良人騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のリアルプリンセスに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月7日、中1週で迎えた9戦目は、4歳400万下のひめさゆり賞（新潟芝1400m 外回り 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永良人騎手（2戦1勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下のこでまり賞（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉永良人騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚を伸ばせず15着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた11戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉永良人騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

8月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、4歳以上400万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/不良）に出走。鞍上は田島信行騎手（6戦0勝）。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下の高千穂特別（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（7戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた14戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（阪神芝1600m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に終わった。

11月26日、中8週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は減速してしまい7着に敗れた。

12月18日、中2週で迎えた16戦目は、田島良保騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。