リンノコバン（2010年生、母マリッジギフト）

Rinno Koban

2010.03.24

リンノコバン（2010年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時15歳）と交配したマリッジギフトが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は中川 欽一。戦績は、地方5戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、中川欽一から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、林正夫によって210万円で落札された。

高岩孝敏厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

12月28日、デビュー戦は服部茂史騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。馬体重は498kg。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2013年）

1月21日、中2週で迎えた2戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の巳刻賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では稟性の闘争心でゴールまでタレずに走り切ったが、3着に終わった。

6月25日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた3戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のミーヤチャスカをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

7月10日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

7月31日、中2週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が悪くなり9着に敗れた。