シャイニーサン（2012年生、母ブライティアナイル）

シャイニーサン（2012年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋太陽」。毛色は鹿毛。種牡馬のスニッツェル（当時10歳）と交配したブライティアナイルが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）雅牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方6戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の希望郷いわて国体開催記念葛巻町賞(一般C1八)。

経歴

デビュー前

羽月友彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月22日、デビュー戦は藤懸貴志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

12月20日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に敗れた。

3歳（2015年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く15着に終わった。

3月28日、中9週で迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入り込んだ。

5月9日、中5週で迎えた5戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず15着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた6戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。18頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

8月23日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた8戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリシーハットを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月27日、連闘で迎えた9戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るペネトレイトを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月5日、連闘で迎えた10戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったチョーハッピーに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

10月19日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて、最後は2着のマイネルラヴィーンを半馬身振り切って断然の支持に応えた。

11月2日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るバルマスケを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って4勝目を手にした。

11月21日、中2週で迎えた13戦目は、希望郷いわて国体開催記念葛巻町賞（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアーノルドツヨシに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2016年）

1月16日、中7週で迎えた14戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の庄内川特別（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての16番人気で17番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、抜け出したダノンブライトにクビ差届かず2着となった。