アベックプレジール（2008年生、母レゾンデートル）

アベックプレジール（2008年2月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「喜んで（仏）」。毛色は栗毛。種牡馬のデュランダル（当時9歳）と交配したレゾンデートルが18歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方7戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

5歳のとき、RUMIファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

2月13日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着に入った。

3月21日、中4週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4月23日、中4週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

8月13日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

9月10日、中3週で迎えた5戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月25日、中5週で迎えた6戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったシャイニードラゴンに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

11月22日、中3週で迎えた7戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

12月6日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

4歳（2012年）

2月1日、中5週で迎えた10戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、4歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

4月5日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた11戦目は、一般C3三四イ（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月26日、中2週で迎えた12戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（浦和ダート1500m 曇/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。