ムーンライトリバー（2017年生、母フランチェスカ）

ムーンライトリバー（2017年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「月明かりが照らす川辺のように輝いている」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤムーン（当時14歳）と交配したフランチェスカが18歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は田中スタッド。主な勝ち鞍は2020年のはまぎく賞。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2020年）

1月13日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

2月9日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、5着に終わった。

2月22日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西村淳也騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入った。

4月26日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月24日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

7月5日、中5週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見所を作れず6着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた7戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアメジスト賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

8月29日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（4戦0勝）。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のはまぎく賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のトゥーナブロッサムに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月3日、中1週で迎えた10戦目は、もみじ賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のティラールに2馬身半の差をつけて制した。

10月25日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のOROオータムティアラ（盛岡ダート2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（3戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

11月2日、連闘で迎えた12戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡芝1600m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて5着に沈んだ。

11月14日、中1週で迎えた13戦目は、来い来い騎手コ募集賞（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた14戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

12月14日、中1週で迎えた15戦目は、一般B1二（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は山本政聡騎手（5戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

4歳（2021年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、復興祈念がんばろう大槌（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

3月22日、中0週で迎えた17戦目は、一般B1（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木祐騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

4月27日、中4週で迎えた18戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木祐騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた19戦目は、ハヤテ特別（水沢ダート850m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木祐騎手（5戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた20戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木祐騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた21戦目は、レースフラワー賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木祐騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木祐騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般B1（盛岡芝1700m 雨/重）に出走。鞍上は8戦連続で鈴木祐騎手（9戦0勝）。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

7月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般B1（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で鈴木祐騎手（10戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で鈴木祐騎手（11戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた26戦目は、夢・希望未来へ前進（盛岡芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で鈴木祐騎手（12戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月21日、中1週で迎えた27戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き9着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた28戦目は、南部杯カウントダウン8（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（13戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。