ブラウンミッション（2005年生、母シャトレーダンサー）

ブラウンミッション（2005年3月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキファイヤー（当時8歳）と交配したシャトレーダンサーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は田鎖牧場。戦績は、地方13戦3勝2着2回。2007年のターフチャレンジIIIで2着に入った他、2007年のファンタスティックライト賞で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2007年）

5月31日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったビービーライナーから1馬身半差の2着となった。

6月5日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のルーキーチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモエレベリアーニをクビ差制して初勝利を挙げた。

8月15日、中9週で迎えた3戦目は、竹内仁志騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのサマーチャレンジII（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジIII（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレフェミニンからクビ差の2着となった。

9月25日、中3週で迎えた5戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのファンタスティックライト賞（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのステイゴールド賞（旭川ダート1000m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月10日、中8週で迎えた7戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

12月29日、中2週で迎えた8戦目は、2歳（大井ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のオトコミチをクビ差振り切って2勝目を奪取した。

3歳（2008年）

1月18日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の福寿草特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

2月13日、中3週で迎えた10戦目は、加藤和博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のフレッシュフェブラリー賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦のミモザ特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（2戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のつくし特別（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のブラックタイフーンを3/4馬身振り切って3勝目をつかんだ。

4月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のシャクヤク特別（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島大輔騎手（4戦2勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。