キャリアジョケツ（1991年生、母ミスオシン）
Career Joketsu
1991.03.26
キャリアジョケツ（1991年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のサンキリコ（当時6歳）と交配したミスオシンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）ヒダカファーム。戦績は、中央平地12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の有松特別(500万下)。
経歴
デビュー前
小原伊佐美厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（1994年）
6月12日、デビュー戦は清山宏明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 雨/稍重）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。
6月26日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で清山宏明騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、5着を確保した。
7月16日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で清山宏明騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、キョウワバーディーに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。
7月24日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で清山宏明騎手（3戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、テキサスヒットに交わされて1馬身3/4差の2着に敗北した。
8月7日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で清山宏明騎手（4戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のレポンデアズマを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。
8月28日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で清山宏明騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり8着に敗れた。
9月25日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の有松特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は7戦連続で清山宏明騎手（6戦1勝）。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のトップデボネアに1馬身の差をつけて優勝
10月15日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で清山宏明騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に終わった。
5歳（1996年）
6月9日、約20か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、小原義之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の石狩特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
6月30日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小原義之騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、勝ったマザーメリーに詰め切れず、9馬身差の2着となった。
7月14日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小原義之騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。
8月18日、中4週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で小原義之騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。