クレバージャック（2005年生、母オテンバギャル）

クレバージャック（2005年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋人名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキングヘイロー（当時10歳）と交配したオテンバギャルが21歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川牧場。戦績は、地方3戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2十六。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、田邊正明によって913.5万円で落札された。

海馬沢司厩舎（浦和）へ入厩。

4歳（2009年）

3月20日、デビュー戦は平山真希騎手を鞍上に据えて、4歳（浦和ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は491kg。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月10日、中6週で迎えた2戦目は、関本浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダブルダンスに3/4馬身交わされて2着となった。

5月16日、連闘で迎えた3戦目は、一般C2十六（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本浩司騎手（1戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のビクトリースタンドに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。