ドクターケイ（2006年生、母ハシノサライ）

ドクターケイ（2006年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「医師＋馬主イニシャル」。毛色は青毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時13歳）と交配したハシノサライが17歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地2戦0勝、地方43戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高木登厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

4月5日、デビュー戦は田中博康騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。16頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はタレてしまい16着に終わった。

5月2日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中博康騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。

6月22日、中6週で迎えた3戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

7月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず9着に敗れた。

8月3日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2三（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のトウカイバリューに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十四十五（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた9戦目は、ワイドステーション賞（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に敗れた。

9月27日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

10月12日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた11戦目は、キリン一番搾り生ビール杯（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

11月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村暁騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

11月9日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

11月23日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シャインレジーナに交わされて4馬身差の2着となった。

11月30日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（10戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

12月14日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（11戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

12月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

12月28日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で木村暁騎手（13戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

4歳（2010年）

1月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2九（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は8戦連続で木村暁騎手（14戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモフィオラに2馬身の差をつけて優勝

3月22日、中9週で迎えた20戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で木村暁騎手（15戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい9着に敗れた。

3月29日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は10戦連続で木村暁騎手（16戦2勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に終わった。

4月4日、連闘で迎えた22戦目は、一般C2六（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で木村暁騎手（17戦2勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き4着に敗れた。

4月10日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で木村暁騎手（18戦2勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では賦性の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月24日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で木村暁騎手（19戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で木村暁騎手（20戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

5月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C2五（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で木村暁騎手（21戦2勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸びを見せたが、伸びてきたシルクナトゥール決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

5月24日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で木村暁騎手（22戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で木村暁騎手（23戦2勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は18戦連続で木村暁騎手（24戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に終わった。

6月21日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で木村暁騎手（25戦2勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月28日、連闘で迎えた31戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は20戦連続で木村暁騎手（26戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた32戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月18日、中1週で迎えた33戦目は、釜石ホタテ浜焼きレース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり7着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた34戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた35戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

8月16日、連闘で迎えた36戦目は、一般C2二（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

8月28日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、一般C1十二（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた38戦目は、一般C1十（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコウエイダイナに7馬身の差をつけて順当に勝利した。

10月9日、中3週で迎えた39戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、南部杯カウントダウン2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた40戦目は、柳沢ベニヤマザクラ賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は木村暁騎手（27戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた41戦目は、一般C1七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（28戦2勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場を作れず5着に終わった。

12月6日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた42戦目は、一般C1六（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（29戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はタレてしまい8着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（30戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って9着に終わった。

12月30日、中0週で迎えた44戦目は、北奥羽ナニャドヤラレース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で木村暁騎手（31戦2勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい9着に敗れた。

5歳（2011年）

1月9日、中0週で迎えた45戦目は、猊鼻渓レース（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で木村暁騎手（32戦2勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。