タイムビクトリー（2000年生、母タケノビクトリー）

Time Victory

2000.04.03

タイムビクトリー（2000年4月3日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスリルシヨー（当時17歳）と交配したタケノビクトリーが19歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（有）平岡牧場。戦績は、地方9戦2勝。主な勝ち鞍は2003年のカストル特別(A1)。

経歴

デビュー前

井樋一也厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2002年）

9月29日、デビュー戦は長嶋和彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦の珠洲エリア賞（金沢ダート900m 曇/重）に出走。馬体重は428kg。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に敗れた。

11月19日、中6週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、2歳（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で長嶋和彦騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で長嶋和彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3歳（2003年）

1月9日、中5週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

9月23日、約8か月半の休み明けで迎えた5戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るイブニングドレスを上がり0位の末脚で半馬身差し切って初白星を挙げた。

10月14日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦のカストル特別（金沢ダート1400m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で桑野等騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のジョウテンガルチに1馬身の差をつけて優勝

10月26日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞のサラブレッド大賞典（金沢ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑野等騎手（2戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で桑野等騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月8日、中3週で迎えた9戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で桑野等騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。