ウインメガガール（2004年生、母プリンセスコウベ）

ウインメガガール（2004年4月21日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋大きな娘」。毛色は鹿毛。種牡馬のグラスワンダー（当時9歳）と交配したプリンセスコウベが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方34戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の一般C2九十。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

10月7日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は486kg。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

11月4日、中3週で迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

12月16日、中5週で迎えた3戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では見所を作れず15着に終わった。

3歳（2007年）

4月24日、約4か月半の休み明けで迎えた4戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツイントップ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月19日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、郷原洋司騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず14着に終わった。

6月25日、中4週で迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた7戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

9月30日、中6週で迎えた9戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4歳（2008年）

3月20日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、水沢JC がんばれ岩手競馬カップ（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4月12日、連闘で迎えた12戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ストーミーガールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4月19日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で関本淳騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

4月27日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十五（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で関本淳騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

5月31日、中4週で迎えた15戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、一般C2十五（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた16戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

6月28日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

7月5日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2十三（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ホウショウレイクにクビ差交わされて2着に惜敗した。

7月26日、中1週で迎えた20戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヤマニンアジュールを半馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月3日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2九十（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のコスモストライプに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月17日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2四（水沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月25日、連闘で迎えた23戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月6日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた24戦目は、一般C2六（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

9月15日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2七（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦2勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

9月28日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月5日、連闘で迎えた27戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（7戦2勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

10月12日、連闘で迎えた28戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は関本淳騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はユーワアンビシャスと並んで2着同着となった。

10月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で関本淳騎手（6戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で関本淳騎手（7戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた31戦目は、一般C1十二（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた32戦目は、一般C1十三（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（9戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた33戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5歳（2009年）

1月12日、中2週で迎えた34戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

3月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた35戦目は、椿島レース（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は関本淳騎手（8戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた36戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

4月13日、連闘で迎えた37戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊地康朗騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4月20日、連闘で迎えた38戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地康朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

5月23日、中4週で迎えた39戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菊地康朗騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず10着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1十（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で菊地康朗騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

6月20日、中1週で迎えた41戦目は、石鳥谷まつりレース（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊地康朗騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず9着に終わった。