マーベラスカズトヨ（2006年生、母シンカンフラッシュ）

マーベラスカズトヨ（2006年3月3日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋人名」。毛色は鹿毛。種牡馬のマーベラスサンデー（当時14歳）と交配したシンカンフラッシュが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は赤石久夫。戦績は、中央平地2戦0勝、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年のルーキーステージ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、赤石久夫から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、鹿戸剣司によって367.5万円で落札された。

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2008年）

8月17日、デビュー戦は吉田順治騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。馬体重は432kg。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアインスキーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

9月15日、中3週で迎えた2戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず3着に敗れた。

10月11日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のフォーマルハウト賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したパスカルを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

11月23日、中5週で迎えた4戦目は、2歳KJ1の九州ジュニアチャンピオン（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦のカペラ賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

3歳（2009年）

1月2日、中2週で迎えた6戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の初夢特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず3着に敗れた。

2月8日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下のかささぎ賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は鮫島克也騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、18番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず12着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた8戦目は、3歳500万下の萌黄賞（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（5戦0勝）。18頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、18番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず16着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の大観峰特別（佐賀ダート1750m 曇/不良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。