ミヤコデラックス（2009年生、母ラストパートナー）

ミヤコデラックス（2009年4月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋豪華な」。毛色は鹿毛。種牡馬のタニノギムレット（当時10歳）と交配したラストパートナーが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ハクツ牧場。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害35戦1勝。2015年の阪神ジャンプステークス(JG3)で3着に入った他、2016年の三木ホースランドパークジャンプステークス(障害4歳以上オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ハクツ牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ハクツ牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉田喜代司によって367.5万円で落札された。

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2011年）

9月18日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

10月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田辺裕信騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では決め手が足りず7着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田辺裕信騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

12月4日、中4週で迎えた4戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/重）に出走。18頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

3歳（2012年）

1月9日、中4週で迎えた5戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く15着に終わった。

2月25日、中6週で迎えた6戦目は、高嶋活士騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた7戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。17頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた8戦目は、原田和真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバテてしまい15着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた9戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。18頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず16着に終わった。

6月23日、中7週で迎えた10戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月4日、中5週で迎えた11戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

8月19日、中1週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月17日、中3週で迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月7日、中2週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（3戦0勝）。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のグローバルチャージに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた15戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（4戦1勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（2013年）

5月5日、約6か月半の休み明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月7日、中8週で迎えた17戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（3戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5歳（2014年）

4月26日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた18戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

6月7日、中3週で迎えた20戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、青富士ジャンプステークス（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月19日、中5週で迎えた21戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3330m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた22戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月25日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。5着を確保した。

11月8日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた24戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。4着を確保した。

11月30日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（7戦1勝）。13頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

6歳（2015年）

1月24日、中7週で迎えた26戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた27戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で草野太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月4日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた29戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月18日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた30戦目は、J・G1の中山グランドジャンプ（中山障害芝4250m 外回り晴/良）に63kgの斤量を背負って出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は小野寺祐太騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた31戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺祐太騎手（5戦0勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた32戦目は、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 晴/良）に出走。鞍上は草野太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた33戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月19日、約3か月の休み明けで迎えた34戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（10戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月11日、中2週で迎えた35戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月14日、中4週で迎えた36戦目は、J・G3の京都ジャンプステークス（京都障害芝3170m 内→外曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐雄祐騎手（12戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。

7歳（2016年）

2月21日、約3か月半の休み明けで迎えた37戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は草野太郎騎手（3戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた38戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り曇/良）に出走。鞍上は小野寺祐太騎手（6戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月2日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（13戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月7日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた40戦目は、江田勇亮騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月28日、中2週で迎えた41戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、J・G2の京都ハイジャンプ（京都障害芝3930m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた42戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（14戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。競走中止となった。

9月17日、約3か月の休み明けで迎えた43戦目は、J・G3の阪神ジャンプステークス（阪神障害芝3140m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（15戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた44戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（16戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。