ワカリアール（1985年生、母スパーククイン）

Waka Real

1985.05.06

ワカリアール（1985年5月6日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のリアルム（当時18歳）と交配したスパーククインが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は（有）滝沢牧場。戦績は、中央平地14戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

森末之助厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1988年）

1月9日、デビュー戦は蓑田早人騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着を確保した。

1月23日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑田早人騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着に入った。

9月10日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で蓑田早人騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったサクラアサヒマルに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で蓑田早人騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で蓑田早人騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で蓑田早人騎手（5戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

11月12日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で蓑田早人騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で蓑田早人騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で蓑田早人騎手（8戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

4歳（1989年）

1月29日、中6週で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は10戦連続で蓑田早人騎手（9戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で蓑田早人騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（小倉芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で蓑田早人騎手（11戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のカツトップチカラをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

5歳（1990年）

1月15日、約11か月の休養明けで迎えた13戦目は、出口明見騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で出口明見騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。