ケイズパステル（2006年生、母シマノキララ）

ケイズパステル（2006年2月18日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「馬主イニシャル＋パステルカラーより。輝ける未来から連想」。毛色は栗毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時6歳）と交配したシマノキララが8歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は鮫川啓一。戦績は、中央平地13戦0勝2着2回、中央障害3戦0勝。

経歴

デビュー前

菊川正達厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

11月29日、デビュー戦は安藤光彰騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月27日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3歳（2009年）

1月10日、中1週で迎えた3戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

2月7日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

3月22日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、プラチナループに交わされて1馬身差の2着となった。

4月11日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

5月31日、中3週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は勝浦正樹騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

6月20日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で勝浦正樹騎手（4戦0勝）。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で勝浦正樹騎手（5戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

8月29日、中5週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で勝浦正樹騎手（6戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入った。

9月13日、中1週で迎えた12戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、勝ったヒシフロンティアにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

4歳（2010年）

1月10日、約4か月の休養明けで迎えた13戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

2月20日、中5週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。11着に敗れた。

8月14日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた16戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って13着に終わった。