アメージングユー（2006年生、母エクラン）

アメージングユー（2006年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「楽しませる」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイーグルカフェ（当時9歳）と交配したエクランが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地2戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のフレッシュチャレンジ( 牝)。

経歴

デビュー前

若松平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2008年）

6月26日、デビュー戦は亀井洋司騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のツクシンボに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2009年）

2月14日、約8か月の休養明けで迎えた2戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に終わった。

4月19日、中8週で迎えた3戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

11月11日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた4戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、きんもくせい特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

11月18日、連闘で迎えた5戦目は、えりも悲恋沼特別（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったビービーボルトに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2010年）

1月8日、中6週で迎えた6戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

2月12日、中4週で迎えた7戦目は、一般C2十五十六（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミサトキャシャーンを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って久方ぶりに勝ち星を挙げた。

3月24日、中5週で迎えた8戦目は、浦和うなぎ賞（浦和ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、フミトオーに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、一般C2九（浦和ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月4日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、一般C2六七（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

5月25日、中2週で迎えた11戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

6月22日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2六（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂井英光騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

7月20日、中3週で迎えた13戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の一般C2以下（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。