ポロネーズ（2020年生、母ピエスドール）

ポロネーズ（2020年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「おどりの一種」。毛色は鹿毛。種牡馬のドレフォン（当時7歳）と交配したピエスドールが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者はオークツリーファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦1勝。主な勝ち鞍は2024年の一般C19。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オークツリーファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、村島昭男によって1,705万円で落札された。

小手川準厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

10月8日、デビュー戦は原優介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は434kg。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず14着に終わった。

12月18日、中9週で迎えた2戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2023年）

3月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢一樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き11着に終わった。

5月16日、中8週で迎えた4戦目は、3歳戦のメイフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は原優介騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着を確保した。

6月4日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で原優介騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は垂れてしまい16着に終わった。

8月8日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦のナティビット特別（船橋ダート1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で原優介騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

4歳（2024年）

1月30日、約6か月の休み明けで馬体重を前走からさらに34kg増やして迎えた7戦目は、横井将人騎手を鞍上に迎えて、安城商工会議所創立70周年記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた8戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横井将人騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

2月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C23（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で横井将人騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月26日、中3週で迎えた10戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた11戦目は、丸山真一騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトーセンエリザベスに約11馬身の大差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月23日、中1週で迎えた12戦目は、一般C13（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山真一騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。