プロークルサートル（2017年生、母クールアンフルール）

プロークルサートル（2017年3月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「先駆者（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時7歳）と交配したクールアンフルールが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は上山牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上C2一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、上山牧場から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、前田幸治によって3,132万円で落札された。

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2019年）

7月6日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

7月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入り込んだ。

12月15日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた3戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず12着に敗れた。

3歳（2020年）

4月11日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、5着に終わった。

7月11日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（2戦0勝）。18頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚勢が鈍り15着に敗れた。

11月5日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のナッシングに2馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

4歳（2021年）

1月26日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた10戦目は、4歳以上C1一（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に敗れた。