アマゾンマリン（1984年生、母アマゾンタロー）

アマゾンマリン（1984年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフオンタラバル（当時17歳）と交配したアマゾンタローが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）木戸口牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害6戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

矢野幸夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

5月31日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は430kg。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入り込んだ。

6月13日、中1週で迎えた2戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

7月5日、中2週で迎えた3戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/重）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

7月11日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で岩戸孝樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

8月15日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた5戦目は、三浦堅治騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で三浦堅治騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月3日、中4週で迎えた7戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で三浦堅治騎手（2戦0勝）。4頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったオギエスコンディドから3馬身差の2着となった。

10月18日、中1週で迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で三浦堅治騎手（3戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のランギクジョーに約27馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（1988年）

1月10日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で三浦堅治騎手（4戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に入った。

7月9日、約6か月の休養明けで迎えた10戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2800m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦堅治騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に終わった。