タイキスプレンダー（1997年生、母クロフネミステリー）

タイキスプレンダー（1997年3月22日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は青毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時18歳）と交配したクロフネミステリーが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦1勝2着1回、地方2戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2000年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

大樹レーシングクラブにて総額6,800万円（68万×100口）で一口馬主が募集された。

藤沢和雄厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2000年）

1月29日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は412kg。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて、最後は2着のスプリングカクテルをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

2月27日、中1週で迎えた3戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（中山芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

6月11日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳500万下（東京芝2000m 雨/重）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた5戦目は、4歳500万下（東京ダート2100m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったアグネスアラシにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

5歳（2002年）

5月6日、約22か月半の休み明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般E（高知ダート1300m 曇/重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエイシンワンサイドから3/4馬身差の2着に敗北した。

5月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般E（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のトキオチャンプに3/4馬身の差をつけて久々に勝ち星を挙げた。