プレミアムストーン（2007年生、母クルミ）

プレミアムストーン（2007年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「高級な＋石」。毛色は鹿毛。種牡馬のキャプテンスティーヴ（当時10歳）と交配したクルミが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）スイートファーム。戦績は、中央平地4戦1勝、地方19戦0勝。2009年のラベンダー賞(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、スイートファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

7月12日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は446kg。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るエブリイニューデイを上がり1位タイの末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

7月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳オープンのラベンダー賞（札幌芝1200m 雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月19日、中7週で迎えた3戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で岩田康誠騎手（2戦1勝）。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた4戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のプラタナス賞（東京ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

11月18日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた5戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、2歳S3の平和賞（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた6戦目は、2歳戦のベイサイドアイドル特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

3歳（2010年）

1月7日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、3歳S3のニューイヤーカップ（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。

2月4日、中3週で迎えた8戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの’10雲取賞（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

2月24日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦のうぐいす特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4月1日、中4週で迎えた10戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の山桜特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

6月30日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた11戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若駒スプリント賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず4着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた12戦目は、夏祭賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

8月17日、中4週で迎えた13戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳S2の黒潮盃（大井ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、リエンダ賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

10月9日、中2週で迎えた15戦目は、パルス藍住賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた16戦目は、リゲル賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山田信大騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月30日、中2週で迎えた17戦目は、トパーズ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず11着に敗れた。

4歳（2011年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、仲春賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。

4月22日、中8週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた19戦目は、クォーツ賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず11着に終わった。

5月23日、中3週で迎えた20戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、ヒメコザクラレース（盛岡ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた21戦目は、早池峰賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に敗れた。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、かきつばた賞（盛岡芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた23戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、こっとんこ市レース（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。