ルメッサージュ（2016年生、母チアズメッセージ）

ルメッサージュ（2016年4月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「伝言（仏）。母名より連想」。毛色は青鹿毛。種牡馬のヨハネスブルグ（当時17歳）と交配したチアズメッセージが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

キャロットクラブにて総額1,600万円（4万×400口）で一口馬主が募集された。

大和田成厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2018年）

7月21日、デビュー戦は武藤雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモメチョッタに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月29日、中9週で迎えた2戦目は、2歳オープンのカンナステークス（中山芝1200m 外回り小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武藤雅騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

12月9日、中9週で迎えた3戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

3歳（2019年）

6月22日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は武藤雅騎手（2戦1勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた5戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

8月24日、中6週で迎えた6戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート2400m 曇/重）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

10月6日、中5週で迎えた7戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の魚梁瀬杉特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた8戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、祝!岩崎夢生生誕特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

11月3日、中1週で迎えた9戦目は、結婚記念おかわり特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

11月16日、中1週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた10戦目は、濱尚美騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（高知ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

11月30日、中1週で迎えた11戦目は、茜色の黄昏特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

12月14日、中1週で迎えた12戦目は、全国競馬場巡るぞ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

12月29日、中1週で迎えた13戦目は、歳末特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

4歳（2020年）

1月12日、中1週で迎えた14戦目は、小寒特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた15戦目は、郡道美玲祝1周年特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず3着に敗れた。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、節分特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

2月9日、連闘で迎えた17戦目は、立春特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（8戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

3月15日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2-2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎雅由騎手（9戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。