アドマイヤジョー（2003年生、母ダイアモンドコア）

アドマイヤジョー（2003年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋女王より」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤベガ（当時7歳）と交配したダイアモンドコアが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道伊達市、生産者は（有）高橋農場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方39戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2007年の4歳以上C2-6。

経歴

デビュー前

当歳のとき、高橋農場から「北海道セレクションセールサラブレッド当歳」に上場され、近藤利一によって1,155万円で落札された。

藤沢則雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

7月1日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都芝1600m 小雨/稍重）に出走。馬体重は456kg。18頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、6着に終わった。

7月22日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

8月19日、中3週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

10月28日、中6週で迎えた5戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月4日、連闘で迎えた6戦目は、新原健伸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したギンジローを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

11月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスナークブルートに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月10日、中2週で迎えた8戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

12月17日、連闘で迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は新原健伸騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4歳（2007年）

1月4日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月14日、中0週で迎えた11戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

1月20日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で新原健伸騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

2月3日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で新原健伸騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したコーソクを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

2月10日、連闘で迎えた14戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で新原健伸騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハクラクに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

2月17日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で新原健伸騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したモノポライザーを捕まえ切れず、5馬身差の2着に敗北した。

2月25日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で新原健伸騎手（9戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったミツイシスターにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

3月11日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で新原健伸騎手（10戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

3月18日、連闘で馬体重を前走から11kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上C2（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で新原健伸騎手（11戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

4月22日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で新原健伸騎手（12戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るハクラクを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

5月5日、中1週で迎えた20戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

6月10日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は新原健伸騎手（13戦3勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で新原健伸騎手（14戦3勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で新原健伸騎手（15戦3勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた25戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C4（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月22日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C5（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月14日、中2週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた27戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったペプチドラアージャから3馬身差の2着となった。

10月24日、中0週で迎えた28戦目は、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた29戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C7（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた30戦目は、一般C9（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた31戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（2008年）

1月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般C8（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた33戦目は、一般C11（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月5日、中1週で迎えた34戦目は、一般C12（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（6戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた35戦目は、一般C13（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中純騎手（7戦0勝）。6頭立ての圧倒的2番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月4日、中1週で迎えた36戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（3戦0勝）。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた37戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、一般C10（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

4月5日、中1週で迎えた38戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は田中純騎手（8戦0勝）。5頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

4月22日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた39戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月10日、中2週で馬体重を前走から19kg絞って迎えた40戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月20日、中0週で迎えた41戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中純騎手（9戦0勝）。5頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた42戦目は、一般C10（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（3戦0勝）。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月22日、中6週で迎えた43戦目は、一般C17（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中純騎手（10戦0勝）。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーローマンに半馬身の差をつけて制した。