タイセイサクシード（2021年生、母グレイスミノル）

タイセイサクシード（2021年5月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+継承する」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のサトノクラウン（当時9歳）と交配したグレイスミノルが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタツド。戦績は、中央平地5戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、岡田スタッドから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、田中成奉によって1,320万円で落札された。

森田直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

12月23日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

3歳（2024年）

1月6日、中1週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

1月13日、連闘で迎えた3戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

2024年2月22日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

3月31日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた7戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に敗れた。