ナヴィゲイション（2004年生、母サファイヤコースト）

ナヴィゲイション（2004年2月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「航海」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時5歳）と交配したサファイヤコーストが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地5戦0勝、地方12戦3勝。主な勝ち鞍は2008年の新冠ライオンズクラブ特別(一般C4-2)。

経歴

デビュー前

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2007年）

5月13日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟芝2200m 晴/良）に出走。馬体重は536kg。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月23日、約4か月半の休み明けで迎えた2戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが続かず、最後はノータブルアートと並んで5着同着となった。

10月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に敗れた。

4歳（2008年）

7月1日、約9か月の休み明けで迎えた4戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のデヒアビートをクビ差制して初白星を挙げた。

7月30日、中3週で迎えた5戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、一般D1-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月25日、中7週で迎えた6戦目は、一般D1-1（旭川ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月4日、中5週で迎えた7戦目は、新冠ライオンズクラブ特別（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一気に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のヴィゼに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

5歳（2009年）

1月11日、中9週で迎えた8戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

5月10日、約4か月の休養明けで迎えた9戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1900m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

6月13日、中4週で迎えた10戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモボスをクビ差振り切って断トツの支持に応えた。

6月28日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた12戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は下條知之騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月2日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は下條知之騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で下條知之騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず4着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下條知之騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。