バロネスブルー（2014年生、母ラフレッシュブルー）

バロネスブルー（2014年5月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「男爵夫人＋冠名。英国三冠牝馬ラフレッシュの産駒の名より」。毛色は栗毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時17歳）と交配したラフレッシュブルーが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケンブリッジバレー。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

YGGオーナーズクラブにて総額1,000万円（2.5万×400口）で一口馬主が募集された。

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2017年）

3月19日、デビュー戦は原田和真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず15着に終わった。

6月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず15着に終わった。

8月4日、中5週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた3戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた5戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に終わった。

9月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は渡辺竜也騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のヒルノコートドールをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

11月7日、中3週で迎えた9戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

4歳（2018年）

5月28日、約6か月半の休み明けで迎えた10戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた11戦目は、一般C20（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

6月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、リュクスワンダーに交わされて3馬身差の2着となった。

7月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C18（笠松ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のアムールドランジュに4馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

7月26日、中1週で迎えた14戦目は、揖斐高原特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、ラッシュバンガードにクビ差交わされて2着に甘んじた。

8月2日、連闘で迎えた15戦目は、中尾高原賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（7戦2勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず3着に敗れた。