ホッカイセレナード（1984年生、母ホッカイプリンセス）

ホッカイセレナード（1984年5月3日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノノアルコ（当時13歳）と交配したホッカイプリンセスが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は北海牧場。戦績は、中央平地16戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

野平祐二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1986年）

8月10日、デビュー戦は田中清隆騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったモガミヤマニンにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

9月21日、中3週で迎えた3戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

3歳（1987年）

4月19日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は安田富男騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のスイートハープに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

5月30日、中2週で迎えた6戦目は、4歳400万下の桐花賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月20日、中2週で迎えた7戦目は、4歳400万下（福島芝1700m 雨/不良）に出走。鞍上は田中清隆騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

9月19日、中7週で迎えた9戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上400万下（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は田中清隆騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

10月25日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（東京芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中清隆騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

11月14日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中清隆騎手（7戦0勝）。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は関口睦介騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら5番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に終わった。

12月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下の揖斐川特別（中京芝2500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。

4歳（1988年）

1月5日、中2週で迎えた15戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で関口睦介騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

1月24日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で関口睦介騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい8着に終わった。