テリモン（1986年生、母Nicholas Grey）

テリモン（1986年4月10日）は、イギリスで生まれた競走馬、種牡馬。1991年にカルティエ賞最優秀古馬を受賞した。毛色は芦毛。種牡馬のBustino（当時15歳）と交配したNicholas Greyが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地1戦0勝、海外30戦4勝。1991年のインターナショナルステークス(英・G1)に勝利した他、1991年のコロネーションカップ(英・G1)で2着に入るなど、G1級競走1勝を含む重賞3勝を挙げた。

経歴

2歳（1988年）

5月19日、S.コーセン騎手を鞍上に据えて、9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月15日、鞍上は2戦連続でS.コーセン騎手（1戦0勝）。19頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。最後は、勝ったTatsfieldからアタマ差の2着に惜敗した。

8月12日、M.ロバーツ騎手を鞍上に迎えて、5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月28日、P.エデリー騎手を鞍上に迎えて、2歳G1のミドルパークステークス（イギリス・ニューマーケット芝1207m）に出走。G1級競走への出走は初となった。6頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

3歳（1989年）

4月1日、鞍上はS.コーセン騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。最後は、勝ったTyrnippyから短アタマ差の2着に惜敗した。

4月15日、6頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったBraiswickから短アタマ差の2着となった。

5月9日、鞍上はS.コーセン騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月29日、12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のMarcinkusをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

6月7日、3歳G1のダービー（イギリス・エプソム芝2414m）に出走。鞍上はM.ロバーツ騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったNashwanから5馬身差の2着となった。

8月22日、鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（2戦0勝）。3頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったザーラージルから半馬身差の2着となった。

9月23日、3歳G1のセントレジャーステークス（イギリス・エア芝2932m）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4歳（1990年）

4月18日、R.コクレーン騎手を鞍上に迎えて、10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のCitidancerを短アタマ差制して重賞ウィナーの称号を奪取した。

5月29日、鞍上はM.ロバーツ騎手（3戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月19日、G2のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月7日、G1のエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2012m）に出走。鞍上は3戦連続でM.ロバーツ騎手（5戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったElmaamulから半馬身差の2着となった。

7月28日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は4戦連続でM.ロバーツ騎手（6戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月21日、鞍上は5戦連続でM.ロバーツ騎手（7戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月20日、G1のチャンピオンステークス（イギリス・ニューマーケット芝2012m）に出走。鞍上はP.エデリー騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5歳（1991年）

4月17日、鞍上はM.ロバーツ騎手（8戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のEmperor Fountainをクビ差制して同レース3勝目を挙げた。

6月6日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2414m）に出走。鞍上は2戦連続でM.ロバーツ騎手（9戦1勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったIn the Grooveから半馬身差の2着となった。

6月18日、G2のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上は3戦連続でM.ロバーツ騎手（10戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月6日、G1のエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2012m）に出走。鞍上は4戦連続でM.ロバーツ騎手（11戦1勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月27日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は5戦連続でM.ロバーツ騎手（12戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月20日、G1のインターナショナルステークス（イギリス・ヨーク芝2089m）に出走。鞍上は6戦連続でM.ロバーツ騎手（13戦1勝）。6頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のクエストフォーフェイムに2馬身の差をつけて念願のG1初制覇を果たした。

10月19日、G1のチャンピオンステークス（イギリス・ニューマーケット芝2012m）に出走。鞍上は7戦連続でM.ロバーツ騎手（14戦2勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月24日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続でM.ロバーツ騎手（15戦2勝）。15頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

6歳（1992年）

6月4日、G1のコロネーションカップ（イギリス・エプソム芝2420m）に出走。鞍上は9戦連続でM.ロバーツ騎手（16戦2勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、G2のプリンスオブウェールズステークス（イギリス・アスコット芝2004m）に出走。鞍上は10戦連続でM.ロバーツ騎手（17戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月4日、G1のエクリプスステークス（イギリス・サンダウン芝2002m）に出走。鞍上は11戦連続でM.ロバーツ騎手（18戦2勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月25日、G1のキングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス（イギリス・アスコット芝2406m）に出走。鞍上は12戦連続でM.ロバーツ騎手（19戦2勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月18日、G1のインターナショナルステークス（イギリス・ヨーク芝2089m）に出走。鞍上は13戦連続でM.ロバーツ騎手（20戦2勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。