ラクレット（2019年生、母ニンフェッタ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、林時春から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤英二によって330万円で落札された。

2歳（2021年）

9月12日、デビュー戦は小林凌大騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は502kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

10月10日、中3週で迎えた2戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

12月18日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ伸び切れず16着に終わった。

3歳（2022年）

5月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から8kg絞って迎えた4戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で浅野皓大騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったザビッグマンに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

5月27日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で浅野皓大騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のラインストライカーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

デビュー前

1歳のとき、林時春から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、近藤英二によって330万円で落札された。

井上哲厩舎（愛知）へ入厩。

6月8日、デビュー戦は浅野皓大騎手を鞍上に据えて、3歳（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。11頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

6月22日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で浅野皓大騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて、最後は2着のサノプリをアタマ差振り切って勝利を手中に収めた。

7月4日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の名古屋モーニングフィーバー2（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で浅野皓大騎手（4戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったハーピーティアラに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の翔大記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で浅野皓大騎手（5戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のピボットに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

8月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳オープンのけやき杯（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で浅野皓大騎手（6戦3勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着を確保した。

4歳（2023年）

3月17日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から29kg増やして迎えた11戦目は、SHIBUYA DREAMSC3（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で浅野皓大騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のキタノステートに3馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。

4月17日、中3週で迎えた12戦目は、桜草特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で浅野皓大騎手（8戦4勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のヒナゲシを半馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

5月2日、中1週で迎えた13戦目は、おうし座特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で浅野皓大騎手（9戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のマスクトライをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

5月24日、中2週で迎えた14戦目は、一般A5 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で浅野皓大騎手（10戦6勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のトゥルーグリットに6馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

6月9日、中1週で迎えた15戦目は、日本ライン特別（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で浅野皓大騎手（11戦7勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

7月6日、中3週で迎えた16戦目は、地方重賞のサマーカップ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で浅野皓大騎手（12戦7勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

12月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた17戦目は、B3組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で浅野皓大騎手（13戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のメイクストームをクビ差振り切ってファンの高評価に応えた。