コパノスタンリー（2020年生、母ソフィアルージュ）

コパノスタンリー（2020年4月29日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+米国ノースカロライナ州の都市名」。毛色は芦毛。種牡馬のコパノリッキー（当時10歳）と交配したソフィアルージュが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は宮内牧場。主な勝ち鞍は2023年の一般C3 13。

経歴

デビュー前

宮徹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

7月23日、デビュー戦は角田大和騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。馬体重は478kg。14頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

9月3日、中5週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、泉谷楓真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月17日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で泉谷楓真騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい14着に敗れた。

12月4日、中8週で迎えた5戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

3歳（2023年）

1月7日、中4週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

2月12日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

4月1日、中6週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

4月30日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は泉谷楓真騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず10着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた11戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で泉谷楓真騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

6月18日、中5週で迎えた12戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のノーブルフロストに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

7月16日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3-10（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゴムマリに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月29日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3-6（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエターナルフレイムを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

8月27日、中3週で迎えた15戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、ナリヤラン特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、伸びてきたキーフラッシュ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

デビュー前

田中守厩舎（高知）へ入厩。

10月1日、デビュー戦は赤岡修次騎手を鞍上に据えて、コスモス特別（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての8番ゲートからスタート。出走取消となった。

10月29日、中8週で迎えた16戦目は、リンドウ特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3-3（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮戦したが、勝ったライラテソーロに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月25日、中1週で迎えた18戦目は、修次さん応援特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（4戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシャイニングデイズに5馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

4歳（2024年）

1月7日、中5週で迎えた19戦目は、小寒特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のヴィオマージュを半馬身振り切ってファンの高評価に応えた。

1月31日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1-4（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（6戦5勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。