ポットシャネル（1984年生、母ポツトクレスピン）

ポットシャネル（1984年5月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時10歳）と交配したポツトクレスピンが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ポット牧場。戦績は、中央平地14戦0勝、地方31戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は1988年のB。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1987年）

4月26日、デビュー戦は徳吉一己騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り雨/稍重）に出走。馬体重は430kg。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月9日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（新潟芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉一己騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた3戦目は、四位満教騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き13着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位満教騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

6月20日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で四位満教騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月4日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で四位満教騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

7月12日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で四位満教騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

9月13日、中8週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で四位満教騎手（5戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で四位満教騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

10月3日、連闘で迎えた10戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は四位満教騎手（7戦0勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

11月7日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で四位満教騎手（8戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で四位満教騎手（9戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた14戦目は、桜井誠二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

4歳（1988年）

1月17日、中7週で迎えた15戦目は、頼本盛行騎手を鞍上に迎えて、りんどう賞（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったシャイングラスからハナ差の2着に甘んじた。

2月15日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた16戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた17戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフダモトホマレをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

3月28日、中2週で迎えた18戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1900m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイメージキノーからクビ差の2着に甘んじた。

4月17日、中2週で迎えた19戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月9日、中2週で迎えた20戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で頼本盛行騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマゴールドに4馬身の差をつけて制した。

5月16日、連闘で迎えた21戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で頼本盛行騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた22戦目は、B（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で頼本盛行騎手（7戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のハリマゴールドに半馬身の差をつけて3勝目を手にした。

6月19日、中2週で迎えた23戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で頼本盛行騎手（8戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月24日、中4週で迎えた24戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で頼本盛行騎手（9戦3勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月28日、中4週で迎えた25戦目は、A（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で頼本盛行騎手（10戦3勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月18日、中2週で迎えた26戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で頼本盛行騎手（11戦3勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月16日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた27戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で頼本盛行騎手（12戦3勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた28戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で頼本盛行騎手（13戦3勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた29戦目は、吉田隆三騎手を鞍上に迎えて、B（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、中4週で迎えた30戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は頼本盛行騎手（14戦3勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着を確保した。

5歳（1989年）

2月12日、中5週で迎えた31戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で頼本盛行騎手（15戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシオノキングオーから2馬身半差の2着に敗北した。

3月5日、中2週で迎えた32戦目は、B（荒尾ダート1900m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で頼本盛行騎手（16戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月18日、中5週で迎えた33戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で頼本盛行騎手（17戦3勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた34戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で頼本盛行騎手（18戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月4日、中3週で迎えた35戦目は、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で頼本盛行騎手（19戦3勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた36戦目は、B（荒尾ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で頼本盛行騎手（20戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウエイマツカゼから2馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中2週で迎えた37戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で頼本盛行騎手（21戦3勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったエクスペリメントから3馬身差の2着となった。

7月23日、中2週で迎えた38戦目は、B（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で頼本盛行騎手（22戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月13日、中2週で迎えた39戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で頼本盛行騎手（23戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた40戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で頼本盛行騎手（24戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月1日、中3週で迎えた41戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で頼本盛行騎手（25戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた42戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で頼本盛行騎手（26戦3勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた43戦目は、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は吉田隆三騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた44戦目は、A（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆三騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた45戦目は、B（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆三騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。