サベラージュ（2007年生、母スピードアイリス）

サベラージュ（2007年3月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「シャンパンの口をサーベルで飛ばす方法」。毛色は青鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時9歳）と交配したスピードアイリスが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）スピードファーム。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、中央障害1戦0勝、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

8月30日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

9月27日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた3戦目は、角田晃一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、勝ったカシマストロングにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

11月21日、中2週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では速い脚を使えず11着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

3歳（2010年）

1月23日、中5週で迎えた6戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず7着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。端をきり、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、5着を確保した。

3月7日、中2週で迎えた8戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 雨/不良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を取り、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

3月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中京芝2000m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西村太一騎手（1戦0勝）。18頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

4月24日、中3週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（福島芝2600m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で西村太一騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。先手を奪い、遅いペースで一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。

5月23日、中3週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西村太一騎手（3戦0勝）。16頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

7月4日、中5週で迎えた12戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

8月15日、中5週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は田辺裕信騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、6着に終わった。

10月21日、中9週で迎えた14戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、三石川特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

4歳（2011年）

4月2日、約5か月半の休み明けで迎えた15戦目は、高野和馬騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。