アラタマポケット（2006年生、母アラタマオペラ）

アラタマポケット（2006年3月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時8歳）と交配したアラタマオペラが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）槇本牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害19戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2008年）

12月28日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

3歳（2009年）

3月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に敗れた。

4月18日、中3週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は芹沢純一騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

6月20日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に敗れた。

7月18日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず4着に終わった。

8月22日、中4週で迎えた7戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に敗れた。

4歳（2010年）

10月3日、約13か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた8戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。14頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月14日、中5週で迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は芹沢純一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ伸び切れず11着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた10戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

5歳（2011年）

1月16日、中4週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月26日、中5週で迎えた12戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月23日、中7週で迎えた13戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は難波剛健騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月12日、中3週で迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

11月6日、約5か月の休み明けで迎えた16戦目は、田嶋翔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。14頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた17戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は水出大介騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（2012年）

1月9日、中4週で迎えた18戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は難波剛健騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた19戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤマイチコマンドからクビ差の2着となった。

3月3日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。鞍上は難波剛健騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったタフから3馬身半差の2着となった。

3月31日、中3週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で難波剛健騎手（5戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシゲルタックに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月29日、中3週で迎えた22戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で難波剛健騎手（6戦1勝）。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた23戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は林満明騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月9日、中2週で迎えた24戦目は、J・G3の東京ジャンプステークス（東京障害芝3110m 雨/重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は難波剛健騎手（7戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月28日、約4か月半の休み明けで迎えた25戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。13頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月25日、中3週で迎えた26戦目は、障害3歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

12月23日、中3週で迎えた27戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3110m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。