コスモディアレスト（2002年生、母ヒロポーラ）

コスモディアレスト（2002年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋愛しい人」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマイネルラヴ（当時7歳）と交配したヒロポーラが10歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道白老郡白老町、生産者は合名会社社台牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、地方3戦1勝。2004年のウィナーズチャレンジで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台牧場から「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって252万円で落札された。12歳のとき、ビッグレッドファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場されたが主取りとなった。

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

4月28日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は434kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミラージェネスに3/4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月10日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、斉藤正弘騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月7日、中3週で迎えた3戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の栄冠賞（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3歳（2005年）

6月18日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露し、4着に入った。

7月3日、中1週で迎えた5戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

7月31日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8月20日、中2週で迎えた7戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

10月9日、中6週で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての10番人気で16番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

11月6日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず8着に敗れた。

12月17日、中5週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。