シンコーリング（1987年生、母ジェントルブリーズ）

Shin Calling

1987.04.15

シンコーリング（1987年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のペンシルプツシヤー（当時5歳）と交配したジェントルブリーズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は今牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

4月29日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は476kg。13頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。

6月23日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、後続との差を2馬身以上保って、スローペースで馬群を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は失速してしまい16着に敗れた。

7月15日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で須貝尚介騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

9月1日、連闘で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で須貝尚介騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、リードを2馬身以上キープして、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

9月16日、中1週で迎えた8戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 雨/不良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。