ブラックラテ（2018年生、母ラテアート）

ブラックラテ（2018年4月8日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「黒いラテ。炭入りの真っ黒なコーヒーにラテアートを施した飲料」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時17歳）と交配したラテアートが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2020年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

梅田智之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

8月30日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝2000m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。17頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、自慢の末脚を弾けさせて、最後は2着のパープルレディーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月3日、中4週で迎えた2戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの芙蓉ステークス（中山芝2000m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

3歳（2021年）

1月5日、約3か月の休み明けで迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

3月13日、中9週で迎えた4戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

4月18日、中4週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた6戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの早苗賞（新潟芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

9月11日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

4歳（2022年）

9月10日、約11か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた10戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に終わった。

11月12日、中5週で迎えた11戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2600m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るリッチブラックを豪快な末脚でアタマ差だけ差し切って久々に勝ち星を挙げた。

11月26日、中1週で迎えた12戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの江坂特別（阪神芝2600m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神芝2400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず4着に終わった。

5歳（2023年）

2月18日、中9週で迎えた14戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの皿倉山特別（小倉芝2600m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月18日、中3週で迎えた15戦目は、団野大成騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの淡路特別（阪神芝2600m 外回り曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた16戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの明石特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

6月11日、中9週で迎えた17戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの三田特別（阪神芝2400m 外回り曇/稍重）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

7月16日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの長久手特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は団野大成騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり15着に終わった。