シゲルメダリスト（2018年生、母バンビーナココ）

シゲルメダリスト（2018年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+オリンピック用語」。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルインパクト（当時10歳）と交配したバンビーナココが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はバンブー牧場。主な勝ち鞍は2020年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、バンブー牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、ブルアンドベアによって1,188万円で落札された。

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月5日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月26日、中2週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るウェーブメジャーを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2021年）

1月23日、中3週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

9月25日、約7か月半の休み明けで迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岩田望来騎手（2戦1勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず14着に終わった。

10月16日、中2週で迎えた6戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた7戦目は、富田暁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

11月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は角田大和騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で大外15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

11月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

12月11日、中1週で迎えた10戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた11戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4歳（2022年）

1月8日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は富田暁騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた13戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったディーズローリエに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月5日、中1週で迎えた14戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

3月13日、中4週で迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は鮫島克駿騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では速い脚を使えず12着に敗れた。

3月20日、連闘で迎えた16戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は川島信二騎手（1戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり14着に終わった。

2022年8月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

5月12日、中5週で迎えた18戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、のぼり鮎特別（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の負けじ心を発揮してゴールまで頑張ったが、3着に終わった。