シンキョウ（1999年生、母アストレジャー）

シンキョウ（1999年3月11日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のバブルガムフェロー（当時6歳）と交配したアストレジャーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方6戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2003年のあんず特別(一般C3)。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2001年）

9月16日、デビュー戦は田面木博公騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は486kg。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、緩いペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、コッコレにクビ差交わされて2着となった。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田面木博公騎手（1戦0勝）。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて8着に敗れた。

3歳（2002年）

10月27日、約13か月の休養明けで迎えた3戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり15着に終わった。

4歳（2003年）

3月9日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、ゆきやなぎ特別（高崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードクウガに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3月23日、中1週で迎えた5戦目は、あんず特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のディナースパイシーに2馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

4月27日、中4週で迎えた6戦目は、ライラック特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木村芳晃騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったステージマジックから2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

3月1日、約10か月半の休み明けで迎えた7戦目は、春蘭特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村芳晃騎手（3戦2勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に敗れた。

3月27日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2-6（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木村芳晃騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のワイルドヴィジョンをクビ差制して3勝目をゲットした。

4月11日、中1週で迎えた9戦目は、マーガレット特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で木村芳晃騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメイショウドラマから1馬身差の2着となった。