アグネスフェルティ（1985年生、母アグネステスコ）

Agnes Felty

1985.03.28

アグネスフェルティ（1985年3月28日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーザンテースト（当時14歳）と交配したアグネステスコが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）高昭牧場。戦績は、中央平地9戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

大根田裕也厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

12月6日、デビュー戦は安藤賢一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。13頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のパッショネートを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

3歳（1988年）

1月6日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンのKBS京都紅梅賞（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤賢一騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

3月5日、中7週で迎えた4戦目は、西浦勝一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定4歳400万下の初雛賞（阪神芝1600m 曇/稍重）に出走。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に敗れた。

4月17日、中5週で迎えた5戦目は、4歳400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（3戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定4歳400万下の矢車賞（京都芝1400m 外回り 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず6着に終わった。

4歳（1989年）

3月5日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、加用正騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下の鳳来寺山特別（中京芝1200m 曇/重）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下の庄内川特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤賢一騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では全く伸びず15着に敗れた。

4月8日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で安藤賢一騎手（6戦1勝）。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。