オーシャンウインド（2005年生、母ダンサーズシューズ）

オーシャンウインド（2005年4月14日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「大海の風」。毛色は栗毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時17歳）と交配したダンサーズシューズが16歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）飛渡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方2戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、飛渡牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、JRA日本中央競馬会によって367.5万円で落札された。2歳のとき、JRA日本中央競馬会から「JRAブリーズアップセールサラブレッド2歳」に上場され、小野森浩之によって1,102.5万円で落札された。

中島敏文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

8月26日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は452kg。18頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3歳（2008年）

5月10日、約8か月半の休養明けで迎えた2戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

5月31日、中2週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高山太郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入った。

6月14日、中1週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に敗れた。

7月16日、中4週で迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のルビーフラワー賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

8月12日、中3週で迎えた6戦目は、3歳戦のフォーチュネイトクローバー特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高山太郎騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。