クエンカ（2022年生、母ワルツオブキャット）

クエンカ（2022年5月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「エクアドルの都市名」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンレーヴ（当時14歳）と交配したワルツオブキャットが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2025年のファイナルレース。

経歴

デビュー前

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2024年）

9月7日、デビュー戦は丸田恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

11月9日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で丸田恭介騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は一杯になって11着に終わった。

12月28日、中6週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた4戦目は、郷間勇太騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の満天星特別（高知ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

3歳（2025年）

1月5日、連闘で迎えた5戦目は、山崎雅由騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の颯太・有彩ご結婚特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では物凄い伸び脚で追い上げたが、抜け出したノアプレスリーにクビ差届かず2着となった。

1月12日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

1月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

1月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳戦の土佐水木特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた9戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

2月16日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のファイナルレース（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で山崎雅由騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るリワードリュタンを凄まじい末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の大好き高知競馬特別（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で山崎雅由騎手（6戦1勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

3月9日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で山崎雅由騎手（7戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンセスダイヤを途轍もない末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

3月23日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山崎雅由騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で山崎雅由騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた15戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスジアオノリ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

5月10日、中1週で迎えた16戦目は、岡遼太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のぼうしパン特別（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

5月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

6月8日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた19戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るニューウォークを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。

7月6日、中1週で迎えた20戦目は、3歳（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（13戦3勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた21戦目は、3歳（高知ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は岡遼太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したコパノジェームスを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

8月2日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の鳴子特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は山崎雅由騎手（14戦3勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

9月14日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた23戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山崎雅由騎手（15戦3勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

9月27日、中1週で迎えた24戦目は、3歳（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎雅由騎手（16戦3勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のケーニッヒブルートに1馬身半の差をつけて優勝

10月11日、中1週で迎えた25戦目は、一般C3 11（高知ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山崎雅由騎手（17戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るエイブリーを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って制した。

10月25日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3 13（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で山崎雅由騎手（18戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。