オーシャンアロー（2015年生、母オーシャンレディー）

オーシャンアロー（2015年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大海原を矢のように駆ける」。毛色は鹿毛。種牡馬のロードアルティマ（当時15歳）と交配したオーシャンレディーが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）増本牧場。主な勝ち鞍は2019年の4歳C3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、増本牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、冨沢敦子によって367.2万円で落札された。

伊藤伸一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月1日、デビュー戦は杉原誠人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は448kg。15頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で杉原誠人騎手（1戦0勝）。18頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で杉原誠人騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた4戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

3歳（2018年）

2月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が鈍り16着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた6戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

5月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての18番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月18日、中7週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

8月3日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた9戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

8月23日、中2週で迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

9月28日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の谷津干潟特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で今野忠成騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず12着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で今野忠成騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では見せ場なく11着に敗れた。

11月28日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦の藤袴賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で今野忠成騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

12月24日、中3週で迎えた17戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で今野忠成騎手（7戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

4歳（2019年）

1月9日、中1週で迎えた18戦目は、4歳C3（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で今野忠成騎手（8戦0勝）。11頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のトサイチに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた19戦目は、ありな賞（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で今野忠成騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

2月14日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2十一十二（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で今野忠成騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

2月22日、連闘で迎えた21戦目は、田久保売店☆もつ焼き5!賞（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で今野忠成騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

3月29日、中4週で迎えた22戦目は、北海道ジンギスカン賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で今野忠成騎手（12戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた23戦目は、川崎沖縄県人会杯（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で今野忠成騎手（13戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

4月19日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2十十一（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で今野忠成騎手（14戦1勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた25戦目は、一般C2十一十二十三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は高橋哲也騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた26戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた27戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、楽しい屋台が大集合賞（浦和ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。