サードオニックス（2020年生、母ティファニージェム）

Sard Onyx

2020.04.30

サードオニックス（2020年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「紅縞瑪瑙。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のディスクリートキャット（当時17歳）と交配したティファニージェムが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は大狩部牧場。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

9月24日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。馬体重は520kg。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。

3歳（2023年）

2月18日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月22日、中8週で迎えた3戦目は、小林美駒騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、4着に終わった。

5月21日、中3週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で大外16番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

8月26日、約3か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は小林美駒騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では脚が残っておらず14着に敗れた。

2023年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月28日、中4週で迎えた6戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では鋭さ光る末脚を披露し、3着に入った。

10月11日、中1週で迎えた7戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-3（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、イテマエダセンに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、門別競馬場フォトコンテスト特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。6頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アルカイドにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

11月9日、連闘で馬体重を前走から12kg絞って迎えた9戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に敗れた。