ベストドロップ（1998年生、母アムルーズ）

Best Drop

1998.05.25

ベストドロップ（1998年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウカイテイオー（当時10歳）と交配したアムルーズが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）長浜牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方3戦2勝。主な勝ち鞍は2002年の4歳C1。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2001年）

1月7日、デビュー戦は石橋守騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は420kg。16頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1600m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

9月9日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、高田潤騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したサンライトハッピーにハナ差届かず2着となった。

10月21日、中2週で迎えた5戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月10日、中6週で迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロゼットドーンに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2002年）

1月3日、中1週で迎えた8戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、4歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のマンテンパパに4馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

3月16日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では伸びを欠き16着に終わった。

4月14日、中3週で迎えた10戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。