チョウカイサクセス（1993年生、母フオーワンスンマイライフ）

チョウカイサクセス（1993年4月5日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のスキャン（当時5歳）と交配したフオーワンスンマイライフが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）谷川牧場。戦績は、中央平地24戦2勝2着2回、地方21戦0勝。主な勝ち鞍は1997年の5歳以上500万下(牝)。

経歴

デビュー前

鶴留明雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

8月5日、デビュー戦は小谷内秀夫騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったセンターライジングに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩みのないペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、ソロシンガーに交わされて3馬身差の2着となった。

8月27日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小谷内秀夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

9月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小谷内秀夫騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のマルブツマサルを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

10月15日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた5戦目は、小島貞博騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のりんどう賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた6戦目は、3歳500万下のつわぶき賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見所を作れず4着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた7戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（1996年）

2月3日、中6週で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のあすなろ賞（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた9戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（京都ダート1800m 雪/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた10戦目は、金折知則騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のふきのとう特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

3月17日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定3歳オープンのアネモネステークス（阪神芝1400m 曇/重）に出走。鞍上は小島貞博騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

4月7日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた13戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 晴/良）に出走。17頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

6月9日、中4週で迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳500万下（中京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（4戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

6月16日、連闘で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小谷内秀夫騎手（5戦1勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定4歳500万下の野苺賞（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが利かず、4着に終わった。

10月12日、約3か月半の休養明けで迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の燕特別（新潟芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小島貞博騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいいところがなく14着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の浦佐特別（新潟芝2000m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（6戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立ち、リードを2馬身以上保って、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり9着に終わった。

11月23日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に終わった。

11月30日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下の高山特別（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天授の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、5着を確保した。

12月14日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は小島貞博騎手（5戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に終わった。

4歳（1997年）

1月11日、中3週で迎えた22戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上500万下（京都ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のツルマルビジンをクビ差振り切って優勝

2月1日、中2週で迎えた23戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は小谷内秀夫騎手（7戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

8月8日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた25戦目は、児島真二騎手を鞍上に迎えて、トルマリンオープン（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月3日、中3週で迎えた26戦目は、サルビア特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で児島真二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた27戦目は、キャッツアイオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で児島真二騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月10日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた28戦目は、地方重賞のゴールド争覇（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で児島真二騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月3日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた29戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、白菊特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた30戦目は、トパーズオープン（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた31戦目は、オニキスオープン（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月23日、中2週で迎えた32戦目は、ポインセチア特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1998年）

1月2日、中0週で迎えた33戦目は、初夢特別（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月21日、中2週で迎えた34戦目は、荒巻透騎手を鞍上に迎えて、愛知県畜産特別名古屋チャレンジカップ（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた35戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、シクラメン特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた36戦目は、名古屋チャレンジカップ破天荒賞（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は荒巻透騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた37戦目は、れんぎょう特別（名古屋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた38戦目は、ブラッドストーンオープン（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（6戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた39戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、ハンデ地方重賞のダイヤモンドカップ（名古屋ダート1800m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月21日、連闘で迎えた40戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた41戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（8戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた42戦目は、カーネーション特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は荒巻透騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月27日、連闘で迎えた43戦目は、名古屋チャレンジカップ麒麟児賞（名古屋ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

6月16日、中2週で迎えた44戦目は、ガーベラ特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（10戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた45戦目は、グラジオラス特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（11戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。