ラッキーロンプ（1991年生、母クリプテイツク）

経歴

デビュー前

柄崎孝厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

7月11日、デビュー戦は的場均騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（札幌芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

8月1日、中2週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

12月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入った。

3歳（1994年）

1月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて大外15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、別次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のサファリアスワンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月14日、中3週で迎えた6戦目は、4歳500万下（東京ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で的場均騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のギャンブラーに1馬身半の差をつけて2勝目を挙げた。

3月20日、中4週で迎えた7戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2の報知杯4歳牝馬特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く12着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた8戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳オープンのスイートピーステークス（東京芝1800m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、極端なスローペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

8月6日、約3か月半の休み明けで迎えた9戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の真駒内特別（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

9月25日、中6週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の上総特別（中山芝1200m 外回り晴/重）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた11戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4歳（1995年）

6月17日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた12戦目は、鹿戸雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったドウカンショウリに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

7月8日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（6戦2勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

8月13日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（8戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月20日、連闘で迎えた16戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で的場均騎手（9戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場均騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るミホフレーズを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

10月8日、中4週で迎えた18戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京ダート1600m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は岩部純二騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に終わった。

5歳（1996年）

6月15日、約8か月半の休養明けで迎えた19戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下の早乙女特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。