ミキノプリンス（2019年生、母ミキノモナコ）

経歴

デビュー前

2歳（2021年）

9月20日、デビュー戦は富田暁騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は490kg。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に終わった。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って6着に終わった。

3歳（2022年）

2月5日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は富田暁騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、5着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月1日、中8週で迎えた7戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあじめ峡特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るペルペテュエルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず14着に終わった。

7月3日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら2番手で通過。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

10月26日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた11戦目は、名古屋チャレンジカップマース賞（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ヨーデルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中2週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

4歳（2023年）

1月28日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 雪/不良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったトップスターサンにねじ伏せられてクビ差の2着となった。

2月12日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のトリプルスリルをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

2月25日、中1週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で4歳以上2勝クラスの早鞆特別（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川奈穂騎手（2戦1勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

5月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、田口貫太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた17戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上2勝クラスの津軽海峡特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

6月18日、連闘で迎えた18戦目は、小沢大仁騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの檜山特別（函館ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

10月7日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝2910m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月21日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラスの北國新聞杯（京都ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は小沢大仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた21戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた22戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 曇/重）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

5歳（2024年）

3月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は古川奈穂騎手（3戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

4月6日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上2勝クラス（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく5着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

5月11日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上2勝クラス（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

9月15日、約4か月の休み明けで迎えた27戦目は、3歳以上2勝クラス（中京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた28戦目は、高杉吏麒騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

2024年10月4日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。